夜歩いて
今になって青春のことを思う。そう呼ぶのが正しいのかどうかわからないが。
当たり前かもしれないが、思い出は振り返れるような形で、人間関係と一緒に残したほうがいいらしい。
大学生のころは、途中から、そういうのどっちでもいいやって投げやりになりながら、けれど別の場所へ移ったらできると思って、別の場所を目指していた。
目指しているだけの頃はただ手探りのなか、希望だけは確かに見ていた。
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学校行かなかった水曜日。やる気はでないな。
部屋の片付けはできた。しかしなんか重い。いらいらとする。
病気であること忘れるなかれ。つねにその淵にいる。つらいことは当たり前なのだ。
やることやらないといけない。
そのときどきで自分を変態させて。
吐き気がしてしまうのだけれど、ある程度はやってみよう。
学会だってうまくいったし。
人にどう思われようが大丈夫なんだ。大丈夫。大丈夫。だいじょうぶ。
じたばたしたくなる。
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何気ない一言で他人と自分の両方が嫌いに。余裕がなさ過ぎで趣味として破綻していた。これはそっちサイドから見たらそうなっちゃうよねという悲しみなのだ。
僕の悲しみ。
すべて自分でしかないから悲しいのも、誤解するのも、全部自分。持ってない頭で何かをしている。常に勘違い。すべて。そこにある全然見えないものも自分らしいが。
音楽に包まれて眠れば誰も妨げられない。朝が来たらまた新しい人間だ。遠くの街にはいなくても、自分が否応無く変わる。
悲しみがやってくる。自分の悲しみが。ただ自分の中の希望と絶望。単純だと思う。単純なものにいつまでもつきまとわれていて、その先など見るべくもないのだろう。
足りない頭抱える。明日はあってもなくてもよい日だった。
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今すぐはお金にならないけれど、長期的に見ればお金になるはずだし、今は頑張ってみよう
歩かせるもの
今日はバイトがあったが、それ以外の時間は休んだ。
あまり大したものではなかった趣味の成果。失敗した受験×n。浅はかだった認識とそれから来る数々の後悔。社会生活に支障をきたすコミュニケーション能力不足。向いていない環境。進まない研究。病気。すべて覚えていなくてはいけないのだけれど、思い出す度にのしかかる重量に耐えられない。軽くしても何かまた重くなる。
海や空みたいに見えた趣味の世界、学問の世界、大学の自由な時間。どうにも入り込めなかった。如何様にも救われると思ったんだけどな。