lost in blue

雑記、あるいは自意識をこじらせた若者の末路

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朝は割と最悪の状態だった。まあなんとなくゼミや授業はこなせて、安定していくかなと思ったんだけれど、作業を始めてすぐにだめになって帰った。精神状態が最悪すぎる。ついでに睡眠不足かつカフェインオーバー。何もしていないのになんでだ?なんでもいいからちゃんとやりたいのにできない。余裕がなくて楽しみもなくしていって、悪循環。やりたくないわけじゃないと思うんだけれど。

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朝起きたとき、はっと自分は何をやっているんだろうという気になった。青い空。研究室でのコミュニケーションがわからなくて、自分でもよくわからないキャラクターを演じて、でも理解されないことを少し寂しく思った。人の名前を間違えて笑いを誘った。まあまともではないという認識が広まった気がする。まあどうでもいいや。

やることはほんの少しずつ、けれど色々なことを進めた。自分の席にいると周りがうるさいのであまり進まない。どうでもいいことも多いけれど、就活の話をしていることも多くて、それはちょっと聞きたいので居るほうを選択したのだ。あとはコミュニケーションをとるほうがいいという理由もあるが、これは適度になじんできたらいいところで切り上げて、なるべく静かなところで集中して作業しようと思う。

帰りに図書館とパン屋に寄った。図書館で延滞していた本を返して、適当にクラシックのCDを借りた。パン屋は喫茶スペースがあって、こじんまりとしつつも入りやすく、今日で二回目。あとそう本屋にも立ち寄った。C++の本を探したけどほとんどなかった。『Javaの絵本』を観測したのち、帰りの電車で『C++の絵本』の中古を注文した。明日届くはずなので楽しみだ。

研究計画書の提出、ゼミでの進捗報告など。研究の方向性をとりあえず決めて発信しなければいけなかったんだけれど、うまくできなくて苦しんだ。ゼミは授業のせいで途中で抜けないといけなくなって話が途中のままになってしまったから、その後で教授のところへ行った。こういうときのタイミングはよくわからない、けれどそんなに気にしなくてもいいのかもしれない。

一応こういう方向性でやってみる、ということにはなったのだが、あまり良くない。できるかどうかも怪しいし、できたところでどう活かせるのかという疑問が残っている。

正直これではこの先不安すぎる。そもそも何故進学したのだというような根本的な穴に落ち込みそうになる。

とりあえずはもっと論文を読んでアプローチの仕方を模索したり、とりあえず実機が動かせるようにプログラムを解読する必要がある。しかしそれができなければ?このままずるずると何もできないまま進みやる気も無くなって、数ヵ月後何も無かったなとなるのが怖い。中途半端な研究のまま就活、修了というのが怖い。もちろんその前につまづくのも怖い。

怖がっていてもどうにもならないので、やっていくことにした。色々あるけれど、とりあえず前向きに就活を考える。何になりたいのか?借金がどうたらじゃなくて、どうしていきたいのか?この瞬間をどう過ごすか?

とりあえずはもっと論文を読もう。実機が動かせるようにプログラムも読もう。研究自体は行き詰ったとしても多分何とかなる。その場合でも、もがいていれば就活で使えるような体験ができるのではないか。書いてみるとまとまりはないが、なんとなく自分の中では前向きに明日動ける気がしてきた。

風呂で泣くのが効率よい気がする。そのままだとたまっていくだけなのだから。身体への負担を分散させるために煙草を吸うべきかも知れない。そんな顔するな。見せないでほしい。身の振り方がいつまでもわからない。今更見たくもないものを

途中の行方

現在の説明から入るのが常套パターンである。体調が悪い。どう悪いかというと、腹を壊しているうえになんか食道もおかしい。多分食べすぎたのが悪い。昼飯を食べてから研究室へ行った。やることがあった。もう修士の研究発表も終わったので誰もきていない。やる気が出ないのでカップ麺を食べた。コーヒーを飲んだ。何も考えずチョコを4つほど食べた。俺は今どちらかというとやせているが、その一瞬はかなり太っている人の瞬間風速だったと思う。結局作業もあまり進まない。ケータイの機種変更とか、いろいろ懸案事項があるからだろうと考えた。帰って、帰りに電器屋の該当コーナーを冷やかすことにした。それには概ね成功した。しかし虚無につつまれた思い出ばかりが残る区画を歩いたせいか、気分は落ち込んでいた。悪い知らせも聞いた。帰って、少し酒を飲み映画を見た。事故で顔の半分に傷を負った教師と、受験に失敗し家族関係も不安定で陰鬱になっている少年。アメリカ人は子供の頃きいたよりずっとみんななんだか賢そうなことを話しているんだよな。まあそれはどうでもいいとして、良かったと思う。

blue

木挽blueという芋焼酎をお茶に少しだけ入れて飲んでいる。

 

僕は軽音サークルに一回生のときから所属していて、しかし一年のうち行っていない期間がだいたい7割くらいなのですが、なんやかんやで続けていて、残るライブが2回になっているんですね。(同じ大学の院に行くので、完全に最後というわけでもないが)

今回は1バンドだけ。卒論発表会が終わってからは、バイトとそれについての取り組みしかしていないようなものです。他のことをもっとすべきなんじゃないかと不安にもなるんですが、完成しないからには何も落ち着けないというところにきていて、それしかしていない。

生きがいめいたものにしがみついている。もう少し気軽に、緩いレベルで成功できたらよかったんだろうけど、何かを捨てないと1つもとれないので捨てているような実感です。言っても、大したことはできていなくて、捨てて得た時間の半分以上はおそらく惰性に殺されています。

何が言いたかったのかはよくわからないけれど、もう少しだけましなものが残ることを期待して、宇宙の真理に身を委ねるつもりです。